裁縫道具をおしゃれに収納するアイデア、代用品は?
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裁縫道具は何を入れる?
基本的な裁縫道具、と聞いて、何を一番に思い浮かべましたか?
裁縫道具といってもいろいろあるので、何があればいいのか最初は迷いますよね。まずは、必要最小限これだけあれば、というものをご紹介します。小学校5年生で初めて裁縫の授業が始まりますが、その時に揃える裁縫セットにもほぼ同じものが入っています。
- 針(縫い針、ミシン針)
- 糸(手縫い糸、ミシン糸)
- まち針
- 針さし
- 糸切りばさみ
- 裁ちばさみ
- メジャー
- ひも通し
- リッパー
- チャコペンシル
にぎって使う一体型のタイプの糸切りばさみは、刃が前後にずれてしまい刃がかみ合わなくて糸が切れない、なんてことがよくあるので…ちょっとした布も切れちゃう、小さめのはさみを私は糸切りばさみとして愛用しています。
手縫い針は、長針、中針、短針とあり、1〜12号までの数字で分けられていて、数字の小さい方が長く太い針です。厚地には太い針を、薄地には細い針を使うのが基本です。粗く大きめに縫うときは長針、細かく縫うときには短針が適しています。目安としては、少し厚みがある生地なら、6~7号長針がおすすめです。また、薄手の生地は大きい針だと針穴が目立ちやすいので、9号短針。まずはこの2種類を買いそろえて置けば安心です。私は手が大きいので、普段は長針を使うことがほとんどです。糸を通す穴も大きいので重宝しています。
裁縫道具をおしゃれに収納できるのは?
裁縫道具の種類や使う頻度も人それぞれですよね。まずはどんな用途で裁縫をするのか、収納したいものを考えて、裁縫箱のサイズを決めましょう。
持ち運びに便利なポーチタイプや、立体的に広がるボックスタイプなど、様々なタイプの裁縫箱があります。自分好みの使い勝手に合わせて、より使いやすくおしゃれな裁縫箱を見つけたいですよね。
必要最低限のものを入れるなら、こんな小箱タイプもおすすめです。
シェーカーボックス
シェーカーボックスは、19世紀にアメリカのシェーカー教徒によってつくられた木製品のひとつです。楕円形のフォルムと曲げ木の風合い、スワロウテイルと呼ばれる木材を留めるツバメの尾のような仕立て、小さな真鍮のリベットなどが特徴的なデザインとなっています。
手作業により薄い木材を曲げて作られるボックスは、ミニマルな機能性と素朴な佇まいが時代を超えた魅力を持っています。そんなシェーカーボックスのシンプルな美しさはそのままに、現代の日本の生活でも使いやすいサイズにして機能的に作られている裁縫箱があります。内部は2段構造になっていて、上段は持ち運びやすいハンドル仕様になっています。糸切りバサミやチャコペン、小ぶりな針山などが収まります。素材のチェリー材は軽く、整っているけれど素朴な木肌をしていて、長く使っていくうちにこっくりとした色合いに変化していきます。使い込むほどに愛着が湧いてくるアイテムです。
大容量で趣のある裁縫箱をお探しなら、しっかりしたつくりのものもおすすめです。
栗のソーイングボックス
木目の綺麗で風合いを感じる栗の木を使用した裁縫箱です。上段には取り外し可能で小物類を収納できるトレーがあります。下段には大きさのあるハサミやハギレ等を隠して収納できる、大容量の収納力です。開閉部には留め具は無く、マグネットを利用しています。栗の木を素材に、ウレタン塗装のみで仕上げられた素朴な雰囲気の裁縫箱です。栗材は湿気に強く耐久性に優れているのが特徴で、鉄道の枕木にも使われる素材。経年変化を楽しみながら愛用できる、一生ものの裁縫箱になりそうです。無駄のないデザインと、長く使うほどに愛着が湧いてきそうな逸品です。
裁縫道具がひと目で確認できるように、立体的に開きます。上段のものも下段のものも一気に見渡せるので、目当てのものを素早く探せて便利です。いちいち引き出しやフタを開け閉めする必要がなく、作業効率もアップします。
シンプルかつ機能的な裁縫箱がお好みの方にはこちらもおすすめです。
山崎実業(Yamazaki) 裁縫箱 タワー
ボタン付けやちょっとしたほつれ直しなど、日常で必要な裁縫道具の収納にちょうどいい容量の裁縫箱です。ハサミ、糸、メジャーなどの小物類をすっきりまとめられます。
仕切り付きのトレーも入っているので整頓も簡単。スライド式のトレーや針山がセットになっており、裁縫用品をスタイリッシュに収納することができます。スチール製本体カラーはブラックとホワイトの2色展開で、モノトーンのシンプルなケースに木製の蓋がお洒落です。木製のフタは裏返すとトレーになるので、裁縫中に見失いがちなボタンや転がりやすいミシン糸など、小さなアイテムの仮置き場所としても重宝します。
裁縫道具をおしゃれに収納する3つのアイデア
1、色をそろえる
裁縫道具の色をそろえると、統一感が出てすっきり見えます。裁縫箱として使う収納ケースも同様に、置く場所のインテリアのテイストに合わせると、馴染んでいい雰囲気を感じさせてくれます。
2、小物を使う
手縫い糸を入れたり、ミシン糸を入れたり、ボタンを入れたり・・・道具以外でも様々なものがありますよね。これらをカテゴリー別に、小物入れに分けて入れるのもひとつの方法です。100均でも機能的なボックスや仕切りがそろっているので、分けて入れておくと便利です。
3、スケルトン
刺繍糸やミシン糸など、カラフルなものが多いのも裁縫グッズの特徴です。あえてスケルトンの収納で、そのカラーを見せてしまうというのも素敵です。どこに何があるかが一目瞭然、というメリットもありますね。
裁縫箱を代用するなら、おすすめは?
1、かご
かごは適度な深さのものを選びます。細かな糸やボタンなどは箱に入れたり、立てる収納ではさみなどを取り出しやすくしたり、中の仕切りは入れるものに合わせて。カゴを棚に置いておくと、そのままさっと取り出して持ち運べますね。
2、工具箱
サイズもいろいろある工具箱、実は裁縫道具を入れる収納として使っている方も多いです。シンプルながら大容量、外見はすっきり。それっぽくないのが、かえっていい雰囲気なのです。
3、無印良品の引出し
持ち運びはできませんが、ボタン付け以外にも裁縫をいろいろされる方におすすめです。針や糸、ボタンなどの小物を入れる小さめの引出し、布や紐などを入れる深めの引出しなど、組み合わせも自由にできます。引き出しの中を一度に見渡せるのも便利ですね。
裁縫箱は、「裁縫箱」と名前のついたものだけでなく、アイデア次第でどんなものでも裁縫箱として使えます。裁縫道具をどう使うのか、いつ使うのか、何を収納するのかなど、入れるものの量や、持ち運びするとかしないとか、人それぞれライフスタイルに合ったものを選ぶのが一番です。
ちなみに私は、山崎実業(Yamazaki) 裁縫箱 タワーを使っています。下段にミシン糸などを入れ、裁ちばさみも入れています。ホワイト×木目がインテリアにマッチしたのと、持ち運びができること、フタをトレーとして使えることがポイントでした。付属のホワイトの針山を、ハリネズミの針山にしてワンポイント。フタを開ける度に目が合う感じを楽しんでいます。
すっきりとしたシンプルなデザインのものは、インテリアを選びません。また、持ち手が付いているものは持ち運びにも適しています。ボタン付けだけではなく、もう少し本格的な針仕事をする人には、裁ちばさみもきちんと収まる大きさのものを選ぶと良いでしょう。100均グッズや無印良品のデスク内整理トレイなどを自分好みにカスタマイズして、自分だけのおしゃれな裁縫箱ができるといいですね!