子育て

子どもたちと関わりながら学んだこと。

こどもと一緒に作る、食べる、楽しむ自由研究。手作りラムネ&グミ。

※本ページは一部広告リンクを設置しています。

夏休みが始まりましたね。我が家は未就学児、しかも保育園なので、まだ夏休みも宿題もないのですが・・・先日、「実験おやつ」なる、自由研究キットをみつけたので早速こどもたちと作ってみました。こどもたちの大好きなお菓子、ラムネとグミ。自分で作れるとは思っていなかったので、こどもたちも大喜びです。

ラムネは、粉糖55g,コーンスターチ25g,クエン酸小さじ1、タンサン(重曹)小さじ1/2をボールに入れて泡立て器でよく混ぜ合わせたところへ、水小さじ1を加えて指ですり混ぜるようにして混ぜ合わせます。かたまりになってきたら、8gくらいに軽く丸めたラムネを、ラップの上に置いたクッキーの抜き型に入れて指で押し固めます。型をそーっとはずして約1日乾燥させるだけ。抜き型は、指が入るくらいのあまり細かくないものがベストです。なければ、計量スプーンの小さじなどを使って、コロンと丸いラムネにしてもかわいいです。

ラムネのしゅわしゅわ感は、この「クエン酸」と「タンサン」だったんですね。ラムネを口に入れるとクエン酸とタンサンが溶けて二酸化炭素が発生するから、しゅわしゅわ〜っとなるんですって。最近、炭酸飲料を飲めるようになった娘、余ったクエン酸とタンサンを水に入れてシュワ〜っと泡ができたのを見て、「タンサン」が一緒だと気付き、驚いたような、納得したような、「そうかー!」とひとつ勉強になったようです。

さて、ラムネを固めている間に、今度はグミです。小鍋にお好みのジュース60mlとゼラチン10gを入れて10分程ふやかしておきます。そこへ、合わせておいたグラニュー糖(または上白糖)10gとペクチン(5g)を入れて、ゴムベラで混ぜながら中火にかけます。

鍋の中のゼラチンが溶けたら、油脂を塗っておいた型(油脂を塗っておくと型から外しやすくなります)に流し入れて、冷蔵庫で冷やし固めます。

私はグミの食感が苦手だけど、この弾力のあるむにゅむにゅ感のひみつは、ゼラチンとペクチン。豚などの皮や骨からできたゼラチンと、オレンジやリンゴなど果物からとれるペクチン、どちらも液体を固める力をもっています。この2つが組み合わさって、独特の食感になっているんですね。いろんなジュースを使って楽しめそうです。

この夏休み、大人も一緒にお子さんと楽しんでみてはいかがでしょうか。

関連記事