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イッタラ ティーマを揃えるなら?プレートのサイズ比較と、色の組み合わせ

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 1881年、フィンランド南部のイッタラ村のガラス工場から始まったイッタラは、装飾本位のディナーセットを機能的かつ美しいスカンジナビアン・デザイン作品へと変えた最初の企業の一つでした。その作品の中でも、機能性と耐久性に優れ、形やサイズ、色の組み合わせが無限に楽しめるティーマは、デザイナーのカイ・フランクが「必要な装飾は色だけ」と語っているように、1952年の発売以来、変わらず愛され続けるシンプルなデザインがその魅力です。そんなティーマで食器を揃えよう!、と思ったときに悩むのが・・・サイズと色の組み合わせではないでしょうか。1年半いろいろ試して使ってみた私の結論は、というと?

1,ティーマ プレートのおすすめサイズ

 洋食器を揃えるとなると、ディナー皿(23〜27cm)、サラダ皿(18〜21cm)、パン皿(12〜18cm)、カップ&ソーサーがその基本アイテムです。

 ティーマの定番のプレートは、17cm、21cm、26cmの3サイズ展開となっています。現行8色のうち、ホワイト、リネン、パールグレー、ヴィンテージブルーには3サイズ以外にも23cmがあり、さらに、ホワイトのみ15cmサイズもあります(ホワイト以外でサイズ欲しい方は、Scopeさんが特注で取り扱っています)。

 さて、ティーマプレートで一番悩むサイズ選択が、ディナープレートとしての21cm、23cm、26cmの辺りではないでしょうか。このサイズ表記は外寸なので、実際に料理をのせられる内底面(縁の立ち上がりを除いた部分)はそれぞれ、16cm、18cm、20cm程です。食パンを乗せて、各サイズ比べてみました。

 

プレート17cm

 パン以外にも、サイドディッシュやケーキ皿、取り分け皿として大活躍のサイズです。これはもう必須!人数×2枚あっていいと思うくらい、毎日使っています。トーストをのせた時には、四隅が縁に乗るのでトーストが少し浮いた状態となり、蒸気が逃げてしんなりしにくくなるメリットも。

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プレート23cm

 はじめは21cmと26cmを買いました。26cmのプレートに主菜&付け合わせをのせると、ちょっと大きくて余白が出てしまいます(カフェのワンプレートのように主食とおかず、いろいろと盛り合わせる時にはベストサイズ)。21cmのプレートでは、おかずどうしをギュギュッと詰め込んだ感じになります。カレーにはちょっと小さいし(立ち上がりがあるので、そのあたりはティーマは使いやすい!)、オムライスは少し端がはみ出てしまう…。

 いろいろ使ってみた結果、私にとって使いやすいサイズは23cmという結論になりました。21cmと26cmの2種類を手放して、23cmに乗り換えたところです。ほどよくのせられて快適です。

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2,ティーマ プレートの色の組み合わせ

 当初、21cmをホワイトのみにました。それに合わせる17cmプレートは、ナチュラルベース(ホワイト、リネン、セラドングリーン)と、北欧カラー(ヴィンテージブルー、ライトブルー、ハニー)の組み合わせを想定して2枚ずつ買って使っていました。どの色も素敵で、ひとつひとつ好きなのです。2色にしたり、3色にしたりしながら組み合わせていました。実際使ってみて、どうだったかというと、、

 まず、とても優しい色合いのリネン。このリネンをおすすめする声がよく聞かれるのですが、わが家のテーブルの色がかなりリネンとなじむので、思いのほか映えず…先日、手放す決断をしました。ホワイトやセラドングリーンと合わせるだけでなく、リネン×ヴィンテージブラウンやリネン×ヴィンテージブルー、リネン×ホワイト×パウダーの組み合わせなども素敵なだけに、かなり残念。

 ライトブルーやセラドングリーンは個人的にかなり好きな色で、ホワイトとの3色の組み合わせもなかなか良かったです。ただ、廃盤色なだけに今はほとんど出回っていないため数を揃えることができなくて。このまま差し色で残そうかと迷いましたが、他のお皿との相性を考えて手放すことにしました。

 ハニーの黄色は、ホワイト&ライトブルーと合わせた時の北欧テイストが好きでした。ホワイトではなくヴィンテージブルーと組み合わせるのもなかなかです。私にとっては黄色の色味が強く感じられ(廃盤になってしまったイエローが私にはベストに感じました)、料理よりもお皿の主張がすごすぎて、これも手放すことに。

 プレートではありませんが、パールグレーのボウル(15cm)を持っていた時もありました。他の色とも相性がいいので、おすすめのティーマの色として必ず出てくる色です。私も、ホワイトやブルーと合わせて使っていました。でもネットショップのよくある画像よりも実物はグレーが濃く、ミネストローネなどの赤系を入れた時の違和感が強くて、早々に手放してしまいました。

 

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 ティーマの色を組み合わせて使うことに憧れたものの・・・

 食器棚を開けた時の色のまとまりのなさがストレスになってしまい(試しに何色も用意したのがいけないのですが)、最終的にティーマはホワイト一択になりました。お料理も、色の選び方にもセンスのある方は、おしゃれに上手く組み合わせていけるのでしょうね。はい、私には無理でした。

 それでもホワイトだけではやはり物足りなくて、今は、ティーマのホワイトをベースに、サラダやフルーツ、朝食のヨーグルトに使えるイッタラのガラス(カステルヘルミ、ツンドラ)や、スープを入れたり丼ぶり代わりにも使えるロールストランドのモナミ、一目ぼれしたグスタフスベリのアダム、ボレスワヴィエツのオーブン皿などを合わせて楽しんでいます。ホワイト×ガラス、ホワイト×ブルー、というシンプルな組み合わせに落ち着きました。

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 オーブンや食器洗浄機がOKなだけでなく、冷凍庫もOKという、タフで丈夫なティーマ。シンプルなデザインで飽きないこと、もし割ってしまっても必要な分だけ追加できる安心感。今後はスクエアを加えてみようかな、と画策中です。

 みなさんの食卓には、どんなティーマを迎えますか?

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