子育て

子どもたちと関わりながら学んだこと。

おすすめの絵本〜いったでしょ

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記録的に早い初雪、で11月だとういうのに今日は朝から雪の一日です。初めて見る雪に大興奮の娘は、登園時「すべっちゃうよ!」という私の言葉にも耳をかさずにズルッといって、「ね、いったでしょ〜」。それで思い出した絵本が、まさにその言葉のままの、「いったでしょ」。

いったでしょ 五味太郎

「いったでしょ」は、五味太郎さんの絵本で、「きんぎょがにげた」とともに、子どもたちに繰り返し読んだ絵本のひとつです。親が読んでも楽しいのは、親の気持ちを代弁してくれているかのようだからかな?「ほうらね。」、ってつい言いたくなっちゃう(笑)。

お揃いの服を着た馬の親子。前を行くお母さんは危険を察する度に子どもに注意を促しますが、子どもはそれでも(やはり?)ハマってしまい・・・つまずいたり、穴に落ちたり、ぶつかったり、すべったり。お母さんとの「いったでしょ」という掛け合いを繰り返しながら、最後はちゃんとオチもあって思わず笑ってしまう、ユーモアあふれる絵本です。

子どもたちも一緒になって子馬のセリフや母馬のセリフを言ったり、脇役の小鳥やリスの様子に笑ったり、とにかく何度も読み返したくなる楽しさ。

そして何より、普段の親子の会話で「いったでしょ」を言った時の楽しさ!
子どもが何かしてしまった時に、親がギャーギャーと怒ったり注意するのではなく、さらっと一言「いったでしょ」と言うだけで、絵本とつながり、次の瞬間には顔を見合わせて親子でニッコリ。子どもも「そうか」とすんなり受け止めてくれるようで、私も気持ちにゆとりを持てた気がします。

普段の生活の中で、子どもとの言葉の掛け合いを楽しめるきっかけになるような、そんな絵本です。おすすめなので、是非読んでみてくださいね!

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