片づけ

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整理収納アドバイザー1級 取得までの5ステップ

 こんまり®️流コンサルタントの資格取得から1年が過ぎました。こんまりさんがいつも「お片づけはマインドが9割」とおっしゃっている通り、「ときめき」つまり「自分の気持ちと向き合う」ことを大事にしたお片づけのコンサルティングをしています。

 時々お客様から、収納についてもっとロジカルに教えて欲しい、というお声をいただくことがあります。9月には5年生の家庭科授業で整理整頓の単元もあるので、私自身も改めて理論として学んでみようと思い、この夏休みを利用して「整理収納アドバイザー1級」取得までチャレンジしてみました。

ステップ1 整理収納アドバイザー2級を取得する

 「整理収納アドバイザー」はハウスキーピング協会認定の資格です。2級、準1級、1級とありますが、1級を取るには2級、準1級を取得する必要があります。そのため、まず最初のステップは2級の取得です。

 取得のためには1日の講座受講とテストが必須となります。会場開催とWeb開催の2パターンあります。会場開催は場所と日時が限定されてしまいますが、Web開催は動画がセクションに分かれているので期限内(申し込み後60日間)であれば自分のペースで講座受講ができます。

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 整理収納の基本を学ぶ講座内容です。受講料は私の受講時で24700円でした。認定後、1週間ほどで認定証が送られてきます。どの級もそうですが、一般的な民間資格のように「更新料」「更新講習」の制度がないのは、取得者にとってはありがたいです。

ステップ2 整理収納アドバイザー準1級を取得する

 2級の講座が終わって認定されると、準1級を受けられるようになります。2級同様、会場開催とWeb開催があります。Web開催の場合でも、受講申し込みから数日後にテキストが届きました。

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 2級よりも内容は具体的になります。整理収納の理論や知識、アドバイザーとしての講義内容も含まれます。受講料は36300円。こちらも認定後、1週間ほどで認定書証が送られてきます。

 私は2級、準1級もWebで受講しました。2級・準1級のセット講座申し込みがあり、受講料は両方セットで39000円でした。最初から1級を目指すなら、そのような特典を利用するのもいいと思います。それぞれ週末の休みを利用して各1日で講座を終えたので、講座に所要2日間、認定のタイムラグも含め、かかった期間は約1週間でした。

ステップ3 整理収納アドバイザー1級 1次試験を受ける

 1級は1次試験と2次審査があります。まずは1次試験から。受験時間は60分、会場でのマークシート(筆記)か、CBT方式(全国各地にあるテストセンターでコンピューターを使って受験するシステム)があります。前者は日時と会場が限定されますが、CBTは、会場も時間帯も選べるので比較的自由です。

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 試験内容は、準1級のテキストの内容から100問、各設問だいたい4択となっています。テキストの内容を理解していれば解けます。私の場合、試験準備は約1週間、準1級のテキストを3〜4回熟読して試験に臨みました。

 1級1次の受験料は16500円でした。

ステップ4 整理収納アドバイザー1級 2次審査を受ける

 CBT方式の場合、終了と同時にその場で合否結果が分かります。2次審査はまずオンラインでの面談があります。面接官の方とZOOMで10分程度、2次のレポートの取り組み内容などについてヒアリングを受けました。こんまりさんのコンサルタントをしていることを話した瞬間、面接官の表情が引きつったので・・・私落ちるかも?と思っています。。

 1級2次の受験料は19800円です。

ステップ5 整理収納アドバイザー1級 体験報告書を提出する

 面談終了後、30日以内に「ファシリテイト体験報告書」を提出します。実作業編(実際に自分のクライアントの事例について書く)か、提案編(クライアントを仮設定して提案をまとめる)を選べます。アドバイザーとしてどのように関わったか、具体的なレポートを提出します。

 ただいま、2次審査のレポートを頑張って作成中です。いろいろな方のレポート作成体験を見ていると、とても細かく実作業をまとめているようで。私のはざっくりしすぎかな、と感じて少々手直し中です。

 この1年間でお客様とのお片づけは300時間を超えて、私もいろいろ経験を重ねてきました。今回の資格取得の経験を活かして、お片づけをしながら使いやすい収納のご提案もしていきたいと思っています!

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