活版印刷の名刺作成。紙選びもデザインの一環でした。
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起業してからゆっくりいろいろ準備中の日々。1枚の名刺に全てをこめる、そんな想いでまずは名刺の作成からとりかかりました。
なのに、名刺そのものを作る前にロゴすらないことに気付き!!
あわててロゴデザインを考えようと机に向かいました…。が、しかし、頭の中にある漠然としたイメージをカタチにするのは結構難しいものですね。クリスマスにちなんだものにしたかったので、靴下の絵を描こうと、まず鉛筆片手に靴下の絵を描きました。アナログな私は、この靴下の線をとるのにも、あーでもない、こーでもない、と自分の中のこだわりと悪戦苦闘。何度も消しゴムで消しては描いて、の繰り返しです。
続いて、fatettoのフォント探しです。タイプライターのイメージがあったので、それに合う書体のものを莫大な数のフォントの中からひたすら検索…
なんとかロゴデザインが決まって、無事に配置を考え終えました。ところが、印刷屋さんにお願いするには、illustratorでのデータが必要なんですね…。今までデザインとは全く無縁の世界にいた私は、これまた一苦労。高額なソフトに躊躇しながらも、「指定校ライセンス版」というアドビ認定のスクールの学生になることでちょっぴり安くなるソフトを買うことにしました。操作が分からず頭を抱えながら…データ作成に挑戦!の日々。頭の中にある理想の絵に対して、マウスを動かす手と、画面に映し出されるベジェ曲線とポイント、これら全てが思うようにならず、どれもこれも想像と違う動きをするので混乱を極めます。あぁ、とにかく練習あるのみ…。
そして、印刷会社の選定。凹凸の醸し出す温もりと味わいに魅かれて、私の名刺も古くからある活版印刷で作ってもらうことに決めました。クッション紙という、厚みがあって、ふかふかした質感の柔らかく軽い紙を選んで大正解!ロゴの凸凹感もきれいに出て、優しい雰囲気の名刺ができあがりました。
これからどんな方々にお会いできるかと思うとワクワクします。この名刺をお渡しできる機会がとても楽しみです。