少子化、コロナ、…どうする?子ども会のイベント運営

今年度、私は子ども会の会長を務めることになりました。
多い時は100人を超える小学生がいた子ども会も、
世帯構成の少子高齢化が進み、今では会員数が30名を切っています。
2年生保護者が新入生歓迎会、クリスマス会、6年生を送る会のイベント実施、
4年生保護者が夏祭りのイベント実施をするように担当分けをしながら、
1年生や3年生の保護者に当日お手伝いをお願いしつつ運営してきた今までの経緯がありますが、
今年の新規入会はなんと1年生1名のみ!
今からもう、来年の役員どうする??? という悩みが…

 

3月の終わり頃、前任の会長さんから
今年の1月頃に行われた今後の子ども会の運営に関するアンケート結果について引き継ぎました。
小学生をもつ保護者に対して行ったそのアンケートの結果は、
子ども会の廃止やイベント数削減などの意見が目立ちます。
そこにさらに追い討ちをかけるように、
この新型コロナによる緊急事態宣言や休校措置で子ども会も全く動けなくなりました。

 

6月に入って学校が再開されたのを機に、今年度の役員5名で集まって、
アンケート結果を踏まえながら今後のイベント運営をどうしていくかを話し合いました。
会員数は減少するばかりで役員のなり手もない、コロナの影響で集まれない・・・
これでは子ども会は「廃止」の流れかな、と私は勝手に思っていたのですが、
誰からもそんな言葉は出ません。

 

「地域で異年齢の子どもどうし、親以外の大人とも交流できることは大事だし、
 楽しい思い出や経験ができるのは素敵なことだから何とか続けたいよね。」

 

他の役員のみなさんの子ども会への想いを聞いてからは、
私も頭の中を切り替えて、
どうやったら続けていけるか、に焦点を絞って、
今の問題点や困っていることをピックアップして、その対策を話し合いました。

 

役員の負担が大きいことに対しては、
・事前準備の負担が少ない企画を検討
・事前出欠確認の作業をやめる
・中学生以上のボランティアを募集する
・父親にも参加してもらう

子ども会に未加入の世帯、今後の入会対象となる未就学児へのアプローチとして、
・イベントの企画内容について、子どもたちにヒアリングを行い意見を反映させる
・活動内容を知ってもらうために、掲示版や回覧でPRする
・室内での会員のみの活動ではなく、
 オープンエリアでイベントを行うことでより参加しやすい環境を作る
・いつでも気軽に入会の申し込みをできる方法に見直す

そして、親組織である自治会の定例会にも出席して、子ども会の現状を伝えました。
この自治会で子どもがそんなに減っていることを初めて知った、という感じで、
子ども会の状況や問題点を自治会のみなさんに共有していただくことができました。
さらに、今後の子ども会の入会人数の見通しにも役立つだけでなく、
防災の観点からも高齢者や未就学児の避難の手助けの一助にもなるからと、
世帯の年齢構成を把握するアンケートを実施してみよう、というご提案もいただけて、
少しずつ自治会との歯車が噛み合い出したような気がしています。
当事者だけで頭抱えているよりも、思いきって相談してみてよかった!

 

さて、例年であれば、新入生歓迎会や夏祭りなどが行われる予定でしたが、今年はコロナの影響もあって中止続き。
いつも通りにはできないから、イベントのやり方も臨機応変に・・・
今までのやり方にとらわれずにすみ、これがかえって好機となり、
ボランティア募集やオープンエリアでの企画など、上記の対策をいろいろ試してみながら、
先日、水鉄砲大会を開催しました。
もちろんコロナ対策として、当日は受付で体温測定、名簿チェック、水鉄砲は消毒、手指の消毒スプレーも準備して。
フェイスシールドは、コロナ対策というよりも子どもたちにとって水鉄砲のうってつけのアイテムになった模様(笑)
夏祭りが中止になって余っていたポイを的当てにして競い合ったり、
未就学児もシャボン玉を一緒に楽しんだりして、兄弟姉妹で参加してもらうこともできました。

事前準備は、コロナ対策グッズやお土産のお菓子を会員分準備しておくこと。
当日は、ビニールプールに水を入れて、水鉄砲を並べるだけ。
あとは放っておいても子どもたちは自由に動き出します。
人員は受付・検温のスタッフと、
通行人に水がかからないよう見守りで立つスタッフ、
入会に関するヒアリングをするスタッフ、以上。
なかなかシンプルなイベント企画でした。

子どもたちはビッショリ濡れながら駆け回って、帰りにラムネとお菓子をもらって、イベント終了です。
ボランティアの方も最後まで後片付けを手伝ってくださり、
気持ちの良い疲労感で終わることができました。

 

子どもたちにとって子ども会がいいものになるように、
これからもコロナの状況を見ながら、
いろいろ聞いて、考えて、試して、今後の運営方法を探っていきたいと思います。
みなさんのまちの子ども会、どうしていますか?