織りネーム、洗濯・品質表示タグのオリジナル作成

この時期、入園準備をされているお母さんたちから相談を受けることが多い、手作りソーインググッズ。バッグ、コップ袋、靴入れ、ランチョンマット等々、園によって必要な物は様々です。既製品や、キット販売、受注生産などをしてくれる手芸屋さんは強い味方!園によっては「ご家庭で手作りしてください」という方針のところもあるようですが、既製品にアップリケを追加するといった、ちょっとしたひと手間でもオリジナルになりますよね。

 

入園時には必要なくても、後々必要になって、でもどう作っていいのか分からなかったのが、こどもの三角巾でした。エプロンとともに必要だけれど、型紙は売っていないし、サイズをどうしたらいいのか分からない、できることなら作るのは一度にしたい(年少から年長まで使えるようにしたい)・・・。
長女が年少の時は、保育園からの帰り道に突然、「しあさって持っていくよ!」だったので、作る時間が限られていて本当に簡単に作って済ませてしまいました。やがて長女も年長になり、次女も年少間近、ちょうどいいモデルがいるので、こども用の三角巾を考えようと、いろいろな三角巾の形・サイズを作って、頭のサイズ・フィット感をみながら今、試作を繰り返しています。

 

この三角巾ができたら販売してみようと思ったところ、用意する必要になったものが、品質表示のタグです。デザインしようと思うと、あれ?と思うことが多くて、普段何気なく見ていた洗濯タグやネームタグですが、どこにどんなサイズでついていて、何が書いてあって、どんな織り方・印刷で作っているのかなど、分からないことだらけ。日々洗濯物を干しながら、たたみながら、着替えながら、タグを見つけては眺めて思案する日々。

 

消費者庁の家庭用品品質表示法にある通り、表示する記号やその順番はきちんと決められています。2016年の12月1日以降はその記号が変わりますが、順次切替えなのでそれまでに作成されたものは従来の記号でもよいのだそうです。記号や取扱注意、タグのサイズなど、決まったもののなかから選んで印刷してもらう方法が低価格・短納期で仕上がるのですが、園での使用を考えて名前記入欄を入れたかったので、自分でデザインしたものをオーダー作成してもうらうことにしました。

 

カッコつけて英語表記しようとしたら海外製と誤解を与える表記はNGとか、記号に入れる文字の位置やカナ指定もあったりして、デザインする以前にとにかく初めて知ることことばかり。タグ用の生地や印刷方法もいろいろあり、私はたまたま工場で見せていただいたサンプル生地の質感が気に入って、ニックセブンという生地で作っていただきました。少しシャラシャラした感じの生地で、黒色印刷でもグレーっぽく見える仕上がりです。

 

そしてブランドネームタグも合わせて作成。サイズと色の関係で織りネームとなりました。糸の色、織り方を工場の方に教えていただきながら仕様を決めていきます。織りネームは、縦糸が白糸か黒糸に対して、横糸(色糸)を織り込んで作られるのですが、縦糸を白黒どちらにするかによって仕上がりは全く別色になります。fatettoの濃赤は、縦糸を黒糸にして再現していただきました。そして、お願いしてから3週間ほどして送られてきたタグは、小さいながらも存在感たっぷりの仕上がりです。さて、パーツが揃ってきたところで、まもなく三角巾の作成にとりかかります!