エプロン・三角巾製作に立ちはだかる、生地の商用利用の壁

こども用のエプロンと三角巾の試作を重ね、ようやく形やサイズが決まってきて、製作を始めようと生地を探し始めたところに立ちはだかったもの、そう、生地の商用利用という問題。

 

生地にも制作者の権利、著作権や意匠権があり、それらの権利を伴う生地を使って製品化したものを販売して利益を得ること(商用利用)が可能かどうか、これは必ず確認しておかないと法的な問題となる可能性があります。
マリメッコやソレイアードなどは商用利用不可。もう確立されたブランドですものね・・・。キャラクターを生地に使用しているものや、デザイナーさんの生地も商用利用不可。かわいい柄が多い海外輸入生地、北欧生地やUSAコットンなども商用利用不可のものが多いのですが、中には、個人販売のレベルならOK等,条件付きのものもあります。

 

というわけで、製品化のための生地を探す、って結構大変。ルシアン、コッカ、YUWAなどのテキスタイルメーカーさんや、織物工場の直販生地など、いろいろあたりましたが、オックス生地自体の流通が少なく、なかなか希望のものが見つかりません。完売したら終了なので、在庫僅少で必要なm数がとれなかったり、販売継続が見込めなかったり。

 

そこで、白無地にデータを印刷してもらうプリントオーダーのお見積りもお願いしてみたのですが、仮にオックス生地30mお願いすると、お値段なんと2700円/m。普通の生地を購入するより2.5倍近くかかってしまいます。これでは採算が合わず・・・

 

最終的には、縫製工場の方が取り寄せてくださったサンプルの中からピックアップ。この生地がどちらのものかまでは分からないのですが、今回のこの生地探しひとつでも、世の中のアパレルの仕組みを少しだけ垣間見られたような気がします。無地の生地にプリントや刺繍などの2次加工がされた商品が多いのも、そういうことなんだな、と。そしてそれは、わたしのエプロン・三角巾商品化へのアイデアにもなりました。間もなく、サンプル作成に入ろうというところです。